8月5日土曜日の夜、追分の村中線・中山道旧道を、手作りランタンの灯りが彩りました。午後6時前から、沿道300メートルの両側に並べられた約150個のランタンに順次火がともされ、夜のとばりが下りてあたりが暗くなるとともに、幻想的な雰囲気を醸し出しました。法政大学の酒井ゼミが追分区と協力して、追分の魅力を発信するために企画したイベント。11人の学生さんが、折からの風に吹き消されそうになる火を守って、夜の9時過ぎまで大わらわでした。また、昼間のワークショップでランタンを手作りした親子が、自分たちのランタンを探す姿も見られました。追分宿の街並みが普段とは違って見える、文字通りの「真夏の夜の夢」。同じ時間に映画上映会も、雨を避けて予定の浅間神社境内から追分公民館に会場を移し、開かれました。