R6年3月30日、つがるや活用委員会を開催しました。

つがるや改修後の設計図ができましたので、そのお披露目。囲炉裏について町からは電気で炎を模した案が示されていましたが、ぜひ本物の囲炉裏を設置してほしいとの委員の意見多数となり、町に要望書(後段参照)を提出しました。

枡形の茶屋つがるや
本物の囲炉裏設置要望書

町におかれては枡形の茶屋つがるやの活用について、地域住民の話に良く耳を傾け、改修に向けて動いてくださっていることについて、感謝申し上げます。

さて、つがるや設計案について先般町から説明を受けたところ、囲炉裏は火災の心配もあることから電気仕様にするということでした。この件を含めて“つがるや活用委員会”にて謀ったところ、次のような理由から、囲炉裏は電気ではなく、是非とも本物の囲炉裏を設置して欲しいという要望多数であったことから、「本物の囲炉裏設置」を要望いたします。

■本物の囲炉裏設置を要望する理由;

・囲炉裏でお湯を沸かし、来客者に茶を供する。上質なおもてなしとなる。
・江戸時代の建物として改築される「つがるや」であるが、電気の囲炉裏では薄っぺ
らい。本物の囲炉裏であってこそ重厚な雰囲気をだせる。
・近隣自治体を含めて本物の囲炉裏を設置している文化施設があるが、いずれも好評
を博し成功している。

■本物の囲炉裏設置例
佐久市貞祥寺:島崎藤村(小諸時代)の旧宅を移築復元。座敷の囲炉裏には火が入れられることもあり、明治時代に思いを馳せるために重要な役割を果たしている。

白川郷:現在は休憩所として使われている白川郷「旧中野長治郎家住宅」。来訪者への説明は、火を入れた囲炉裏端で行っている。囲炉裏が作り出す良い雰囲気は多くのメディアにも取り上げられて、白川郷人気に一役買っている(写真下は出典:岐阜新聞Youtubeチャンネル

妻籠:妻籠宿脇本陣 奥谷(国重要文化財)の囲炉裏は国内のみならず、インバウンド旅行客を引き付ける観光の目玉となっている。インバウンド旅行客には日本の絶景ポイントとして名高く、国内でもインスタグラマーや写真愛好家も巻き込んだ人気スポットとして、多くを集客する観光資源になっている。参考資料:ZEKKEI JAPAN様 南木曽町観光協会様

以上のように、日常生活で目にすることがなくなった囲炉裏は、本物であることに価値があり、追分宿に来訪者を集め、また良く知ってもらう重要なツールとなり得ることから、本物の囲炉裏設置を要望します。