正月行事の終わりを告げる「どんど焼き」が1月14日午後1時から諏訪神社で行われました。点火の頃には空一面雲一つなく晴れわたっていました。今日の日を祝福しているかのようでした。

竹を束ねて3mの高さに組んだヤグラの周りは、古いお札、破魔矢、門松、だるまなどの他、子供の書初めもあり、こうした縁起物の正月飾りで満艦飾でした。今年は例年以上の約100人の参加者を数えました。子供たちは手作りのまゆ玉を焚火にかざして焼きながら「甘くておいしい」と言って食べていました。

どんど焼きの燃える炎は、古来から人の穢(けが)れを清め、新たな生命(いのち)を生み出すものと信じられてきました。特に、子供が書初めを燃やすと習字が上手くなる、賢い子になるといわれます。また、焼いたまゆ玉をいただくと、今年1年の家内安全・無病息災の願いが叶うと伝えられています。