1月15日諏訪神社で、天までとどけ「どんど焼き」が行われました。家族連れが目立つ区民をはじめ、追分区役員、消防団員ら約60人が参集しました。境内の中央に設えた青竹のやぐらは高さ約10m、周囲約5m。定刻の午後1時に正月飾りで満艦飾の青竹のやぐらに点火、たちまち真っ赤な炎が勢いよく燃え上がりました。時々、パチパチ、ドンドンという大音響と、折からの西風もあって幾つもの火柱が、のたうつように燃え上がりました。やぐらの周りで見守る“善男善女”の良民は、今年1年の家内安全と無病息災を誠心誠意で願っていました。お焚き上げに持ち込まれたのは、役目を終えた沢山の正月飾り。数多く見られたのは手作りのしめ縄を筆頭に、商売繁盛の赤いダルマ、縁起物の破魔矢、魔除けの神社のお札、合格祈願の絵馬など。なかでも、小学生の書き初め「強い信念」の四文字は、終息が見えないコロナ禍に苦しむ大人たちを勇気づけ、励ましてくれるメッセージに思えてなりませんでした。(S)