追分区自主防災訓練の避難所運営ゲーム「HUG」が、5月24日、追分公民館で、地元有志33人と町総合政策課危機管理室ほかの4人が参加して開かれました。初めに専門家の指導でAEDの使用訓練をしたのち、ゲームが始まりました。各テーブルに分かれて、カードに記された避難状況の設定、たとえば「高齢のおじいさん、おばあさんと幼少の孫とペットが避難してきたら…」「熱があり咳がひどい人が避難してきたら…」などについて、避難所で受け止める側はどうすればよいか、討論します。どうやって家族との連絡をつけるか、ペットをどう扱うか、部屋割りをどうするか。すぐには答えの出ない難問に苦戦しましたが、その過程で、沢山の気づきがありました。現在の避難所や防災倉庫に、携帯トイレがない、トイレの凝固剤がない、お米の備蓄がない、家庭薬を入れた救急箱がない、立ち入り禁止を示すパイロンがない…など。これらは、できるだけ早く、日赤等の補助を申請し、準備することが話し合われました。