5月26日午前9時半から、追分区の自主防災訓練が公民館で行われました。集まったのは自主防災会の役員や地元消防団員、一般参加者を含めた56人。それに軽井沢消防署や軽井沢町防災係の担当者が加わりました。目を引いたのは、多人数にもかかわらず集まった全員が手短かに自己紹介したこと。お互い同士が知り合っていることが、被災時の支援活動の重要な第一歩となるため、自己紹介自体が訓練の一環でした。その後、軽井沢消防署員の指導で、参加者がマネキンを使って救急救命のための心臓マッサージ(写真)やAEDの使い方を体験しました。また、軽井沢町防災係の担当者から軽井沢で起こりうる災害や避難の判断基準、避難方法、情報入手の方法、地震時の対応方法などについて講義を受けるとともに、ファミリーテント、簡易ベッド、簡易トイレの組み立てを体験しました。参加者からは、「AEDの使い方など実体験しないとわからないことが沢山あって勉強になりました。参加して本当によかった」という感想も。終了後には有志が公民館の防災備蓄品のチェックもしました。