区民を対象にした真夏のカーリング体験会(追分公民館主催、追分区体育部共催)が8月9日午前、軽井沢アイスパーク・カーリングホールを会場に開かれました。指導者は追分に住む女性インストラクターでした。内堀次雄追分区長も駆け付け応援していただきました。体験会に申し込んだ参加者は10名でした。夏の観光シーズン中で、当日は旅行者の体験利用を数多く見かけました。

インストラクターからは初めに注意事項などを聞き、カーリングのルールやストーンの投げ方、ブラシの扱い方などを習って、基本レッスンをみっちり受けました。「ストーンの方向性が安定する回転をかけるには、握り手を時計の針の10時に傾けて投石すると左方向に回転し、2時だと右方向に回転する」という実演では、参加者はストーンが滑る行方を真剣な表情で見詰めていました。

赤と黄色の2チームによる実戦形式のゲームでは熱気が入って場が盛り上がりました。終了時には「とっても楽しかった~」「もっとやっていたい」「ベリーナイス!」などの声が飛び出しました。年に1回だけではなく、2回は開いてほしいとの要望で全員一致しました。参加者の皆さんは、英気を養う非日常の時間を楽しんで、大いに満足したことでしょう。

軽井沢アイスパークは現在、カーリング国際競技会も行われる国内最大級の設備を擁するスポーツ施設です。毎年恒例になった追分区のカーリング体験会は昨年、コロナ禍を経て3年ぶりに再開を果たしました。毎回、区民の参加者が幅広い年齢層に広がればいいと思ってきました。軽井沢町ならではの恵まれたスポーツ競技は、今後も継続させていきたいと思います。(S)