梅雨の晴れ間に花壇作りで汗—6月10日、老人クラブ追分明生会の会員が旧中山道の追分宿入口(宇佐美GSの隣り)の花壇で花植えの農作業を行いました。会員の他、追分区の役員5人も駆けつけ、総勢22人が参加しました。

花壇の畑がある場所は先週の3日、追分区の役員が開墾し、畝を作って黒いマルチシートを張ってありました。

今回植えた花は、赤とブルーのサルビア、黄色とオレンジのマリーゴールド、日々草の5種類でした。来る7月23日の「しなの追分馬子唄道中」の祭りの頃は一斉に花が咲き誇り、町民や観光客の目を楽しませてくれるでしょう。

明生会の大石千恵子会長は「皆さんが大勢集まってくれて、予定より早く終わりました。ご協力に感謝しています」と笑顔で話していました。

追分区の花いっぱい運動は、毎年この時期の恒例行事となっています。

花いっぱい運動とは、1952年(昭和27)に長野県松本市の小学校教師、故小松一三夢(いさむ)先生によって始められました。「花を街に植えることが世の中を明るくする一番良いことだ」(著書{花いっぱい」)が動機でした。以来、花いっぱい運動は全国の町内会や世界にも発展して行き、今や「花いっぱい」は世界の共通語にまでなっています。(S)